Androidの躍進
世界的に増加傾向が著しいスマートフォン市場で、GoogleのAndroidが大きくシェアを躍進しています。
なぜ今このAndroidがこれ程までに増加傾向にあるのでしょうか?
現在の携帯電話のプログラムというのは、一つの携帯電話に対して大規模な組み込み型のシステムを導入しており、新しい仕様の多様化、コンテンツの技術向上、ユーザーインターフェイスの高度化、複雑化など、様々な要因で非常にコストが高くなる傾向が強まっています。
このプログラム部分にオープンソースのAndroidを起用することで、膨れ上がるコストを必要最低限に抑え、随時更新される多くの機能が搭載された状態にすることが可能です。
さらに、Androidは各メーカー独自のインターフェースを構築することができ、ベースはAndroidですが、各社の個性を持った端末を創り上げることも可能です。
こういった、開発者も『自由』にAndroidをカスタマイズできるという事が、大きな魅力の一つだと言えます。
また、7月12日にAndroidアプリをプログラミングの知識不要で誰でも簡単に開発できるツール、「Google App Inventor」もGoogleから発表されました。
このツールは、ビュアーに用意されたユーザーインターフェイスのブロックをドラッグ&ドロップで配置をし、そのブロックに役割を割り当てることでアプリケーションを簡単に構築することができます。
(kazuki)