Androidの進化速度
去年の12月6日に、Android OSの最新バージョン、『OS2.3 Gingerbread(ジンジャーブレッド)』のSDK(ソフトウェア開発キット)が公開、配信されました。
AndoridのOSの更新サイクルは非常に早く、XPERIAで初期に搭載されていた『OS1.6 Donut(ドーナツ)』が2009年9月15日に公開され、次期バージョンの『OS2.1 Eclair(エクレア)は2010年1月12日、OS2.2 Froyo(フローズンヨーグルト)』は2010年5月21日(SDK 2.2)と、約半年ごとにメジャーアップデートを繰り返して進化し続けています。
特に今回のOSアップデートは、ゲームパット等によくあるAボタン、Bボタン、Cボタンや、十字キー等のゲーム専用にコマンドを備え、Androidを携帯ゲーム機として迎え入れてもらう体制を整えており、2月13日にSony EricssonからPSP携帯端末が正式公開すると発表されました。
また、おサイフ携帯の機能として、近距離無線技術NFC(FeliCaなどに使われている非接触ICカード機能)をサポートし、チップさえ搭載されればおサイフ携帯として機能できるようになります。
これは同じAndroid携帯であるauのIS03などが独自で搭載しているものと違い、OS自体が持ち合わせているので、導入がスムーズに行えるようになります。
このような最新機能をふんだんに盛り込まれたGoogleのNexus Sには既に2.3が搭載されており、新UIなどの機能向上をいち早く体感することができます。
また、今月の2月2日、PC対応の『Android Market on the Web』が公開され、端末を操作せずにPCから直接自分のAndroid携帯にアプリをダウンロード出来るサービスも始まりました。
端末独自の進化もさながら、PCと携帯をつなぐサービスもできはじめ、これからますます面白くなってくること間違いなしです。
関連リンク
android.com
http://www.android.com/
Android SDK ダウンロード
http://developer.android.com/sdk/index.html
Android Market
https://market.android.com/
(kazuki)