頭ではなく体が反応してしまうデザインつづき。
資料請求や会員登録など、わかりやすいコンバージョン(最終成果)があるサイトでは、
フォームを利用して成果を獲得することがほとんどです。
そんな中、フォームを入力している途中であきらめてしまうユーザーは少なくありません。
前回地図を例に体が反応してしまうデザインを紹介しましたが、フォームのデザインにもそれは当てはまります。
フォームの場合は、無意識にストレスを感じさせないようなデザインを目的とします。
ユーザビリティも密接に関係しており、その点も意識してデザインをすることで、
多少なりともコンバージョンを増やしていこうというお話です。
当たり前の事も書いていますので、フォーム制作の参考にご利用ください。
1.項目を少なく
ユーザーはせっかちで面倒くさがりです。なるべくユーザーの負担を最小限にしておきましょう。
2.入力する助けとなるようなボタンのデザインや配置にする
ウェブサイトの閲覧は通常、左→右、上→下への順に行われるため、「進む」を右側に配置するのが自然です。
フォームで最も大切なボタンは「進む」や「次へ」などのボタンなので、色や大きさを変えて
一目で分かるようにするのも良いでしょう。
3. 必須項目は必ずつける
ユーザーは必要な情報のみを入力して次に進もうとする傾向があります。
どの項目が必須かわからないと、無意識にストレスになってしまい離脱につながります。
4.別の手段で連絡がとれるように情報を提示する
ユーザーがフォームにうまく入力できない時のために、電話やメールといった別の手段でも
情報のやりとりができるように、どこかに表記しておきます。
5. エラーを分かりやすく
ユーザーが離脱してしまう原因の多くはこれです。
エラー時に「何がどういうふうに間違っていたか」という現状の説明と、
「その対処方法」を分かりやすく示すことで離脱を防ぎます。
上記はごくごく基本的な項目です。ジーピーオンラインはこういったノウハウを
「入力フォーム最適化(英: EFO,Entry Form Optimization)」として様々なフォームに取り込んでいます。
入力フォーム最適化について是非ご相談ください>>
(takanosuke)